「自民党の茂木敏充幹事長が、2021年の衆院選にかかった経費を“二重計上”していたことが文藝春秋編集部の取材で分かった。公職選挙法違反の疑いがある」そうです。

「茂木氏の事務所に尋ねると、『選挙区支部の政党活動にかかる支出として選挙区支部の収支報告書に計上すべきところ、事務的ミスで選挙運動費用収支報告書に計上されていることが判明しましたので、速やかに訂正します』と回答した」とも報じられています。

事務所が「事務的なミス」をして、それで訂正して済まされるのことでしょうか?ミスをした本人とそのチェックをした上役は、きちんと責任を取るべきではないでしょうか?また、使用者としての議員本人も何らかのけじめをつけなければならないのではないでしょうか?

なんか、「事務的なミス」に対して軽い扱いをしていると感じられてしょうがないんです。「俺は天下国家のために奔走している、事務的なことに関わってなんぞいらるか」とでも言いたいのでしょうか?

ところで、「国会議員に採用された公設秘書のうち552人の雇用情報が、公表されていなかったことが毎日新聞の調査で明らかになった。議員側は公設秘書を雇う際、秘書名や採用日、勤務地などを示す文書を国会に届け出ることが義務付けられているが、その提出を怠っていた。これらの秘書を雇用していた議員は衆参両院で273人に上り、岸田内閣の閣僚や野党代表も含まれている。」という記事を目にしました。

これも、「事務的なミス」で片づけてしまうのでしょうね、閣僚や野党代表も・・・