晴れて風がない日であれば、記憶に残る限り昔だっていつも暖かでした。

関東のからっ風、凩(こがらし)そういう風が吹かなければ、ずっと昔から関東とかの冬の陽だまりは暖かだったのではないでしょうか。

さて、今日、散歩のついでに近所の雑木林に立ち寄りました。乾燥した日にクヌギやコナラの落ち葉の上を歩きますと、ザッ、ザッ、ザという足音と一緒になって、なんともかぐわしい香りが鼻腔に広がります(もちろん雨の日とかその翌日はだめです。濡れ落ち葉状態ですから、靴にまとわりつくだけです)。まさに、お日さまの匂い・・・

子供の頃は、この落ち葉の上で近所の友だちと相撲やレスリングのまねごとをしたものでした。落ち葉の厚さが2,3センチはありましたから、それがいいクッションとなり、砂場なんかでやるより、倒されても痛くなかったからです。

かれこれ、60年前近くの思い出です。