前回もお伝えしましたように、妻が7月20日から8月3日までの15日間、脊柱管狭窄症の手術を受けるため入院治療を受けました。保険対象の医療費が総額2,585,140円!

マイナ保険証を使うとか、事前に「限度額適用認定」の申請をする といったことを行いませんと、その3割:775,542円をまずは窓口払いする必要がありました。もちろん、3か月後には高額療養費として、自己負担限度額を超える額は支給されますが、まずは・・・

妻の場合は、マイナ保険証を使いましたので:                                                                 7月分自己負担額:57,600円                                                                    8月分自己負担額:18,570円で済みました。

もちろん、差額ベット代とか食費負担分など保険外の負担額を加えますと、総額では40万円近い出費となりましたから、収入のほとんどを年金に頼る身とすれば、重い負担となったことは言うまでもないことですが・・・

申し上げたかったのは、マイナ保険証とか、「限度額適用認定」を利用しなかった場合には、3割負担分と保険外自己負担分併せて、退院時に百万円を超える金額を支払わなければならなかったということです。定期預金とかを解約して支払うことになっていたことでしょう。

病歴・病状に係る情報漏洩の危険性ゆえに、マイナ保険証に対する危惧を持ち続けてはおりますが、今回の、妻の入院医療費支払いに関しては、メリットを実感した次第です。