の権限を工場長に与えるとかのLINEを社員に送り付けていながら、俺たち経営陣は知らぬ存ぜぬとは、ここまでとぼけ切るとは・・・

ここでは、この、収まらぬ怒りを書き連ねてもしょうがないので、ちょっと視点を変えて書かせてもらいます。

あの手の業者がなぜはびこるのか・・・それは、経験上、メーカー系ディーラーによる車検修理が割高だったからに他ならないと思っております。

それまでは子育てにお金がかかり、でも必要不可欠でしたので、中古車の買い替えでしのいできたのですが、30歳代の後半になってから何とか新車を買えるようになりました。で、購入して3年後、その車を購入したディーラーへ車検を頼もうと思いました。が、示された見積もりがなんか高いなぁと感じて、試みに、近所で新規開店した「車検の○○❍○」へ見積依頼したら5万円ほど安い金額でしたので、そこに頼みました。以来、30年近く、ずっと、車検はその店に依頼するようになりました。

その間、その会社は急成長を遂げ、次々に出店していきました。が、悪い評判が聞こえてきて、また、店員の、カウンター越しでの応対にも何か引っかかるところがあって、3年半前に購入した車については、ディーラー車検に切り替えました。やっぱり割高ではありましたけども、かつてほどではなくなったとも感じました。安く請け負う業者が相次いで登場することによって、競争効果が働いたからではと思っています。

さて、その「車検の○○❍○」が、BIGMOTORと同じ穴のムジナかどうかは分かりませんが、急拡大している、悪い評判が出ているということでは共通するものがあります。

この価格競争の中で、安くて、かつ、いいサービスを提供する企業には、その工夫や努力に対し深く敬意を表します。でも、「安かろう、悪かろう」、だましてぼろ儲けする企業へは鉄槌を下さなければなりません。退場させなければなりません。これこそが、資本主義社会における生殺与奪です。