スーパーマーケットでは急速にセルフレジが進んでいます。
最初に経験したとき、私はとても手間取り、大汗をかいてしまいました。
いまでも苦手です。
買った商品のバーコードをかざして、レジにその情報を読み込ませるのですが、なぜか、ダブルカウントされてしまう場合があるんです。それに気づいたときは、当然、その誤って入力されてしまった商品の情報を取り消す必要がありますが、この取消のやり方に面喰って、ニッチモサッチモ状態に陥てしまった場合には、立っている店員さんに「すみませーん!」と声をかけなくてはなりません。そのヘルプしてくれる店員さんはたいてい1,2人・・・他の困っているお客さんへ対応している場合には、その間は待っていなければなりません。レジ待ちでお客さんが行列しているときなどは、なんか、そのお客さんたちからの「なにやってんの」視線を背中でビシビシと感じながら待っていなければなりません。
その反対に、バーコードをかざしたつもりがレジに読み込まれないことがあります。それに気付いたときは、もう一度かざし直すわけですが、そのまま買い物袋にいれてしまうことだってありうるわけで・・・うっかりなのですが、意図せぬ万引きとみなされかねません。
なかには、意図して万引きする人もいるような気がします。全部をバーコード飛ばしする荒っぽいやりかたではなくて、カゴに入れた商品の一部をバーコード飛ばしして買い物袋に入れ込むというえげつない方法によって・・・
諸物価が値上げ続きのなかで、賃金や年金は抑え込まれています。そして、スパーマーケットにはモノがあふれて陳列されています。万引きは、もちろん犯罪行為ですが、いちどうまくいくと病みつきになるとも言われています。そして、セルフレジがそれを誘引しているのではないかと思えるんです。