ずっと昔の家電、例えばブラウン管テレビとか冷蔵庫とか、故障もせずに5,6年持つと「当たりだったね。」とかいうことをよく親たちが言っていました。それほど家電には故障が付きものだったのでしょうね。「エンコ」という言葉もよく耳にしておりまして、これは「エンジン故障」の略語で自動車のエンジントラブル、そういえば変電所なんかの事故もよく起きて、停電となることがけっこうありましたっけ。
近年、家電なんかでは、普通に使用していれば、まず、5,6年程度では故障しないものがおおくなりましたが、私たちにとって「なくてはとても不自由する」いえ、就活している人や社会人には「なくてはならない」スマホ、これは3,4年で不具合が頻発するようになり、買い替えざる得なくなるケースが多いのではないでしょうか。
4年使っていたプリンタがダメになりました。「インク吸収体が満杯に近づいている」との警告が表示されるようになってから2か月で、今日、動作がピタッと止まってしまいました。
この表示が出た後すぐにメーカーのサービス窓口へ電話しました。そうしましたら、「それが表示されると、お客様では対応できませんので、買い替えるか修理に出していただくかのどちらかです。修理の場合は、送料込みで19,800円になります。」との返答でした。
修理に出したら、その間の約1か月、プリンタが使えなくなるとのことでしたので、それではとても困ります。近所の家電量販店へ行って価格を尋ねましたら、25,000円程度で購入できることが分かり、買い替えることにしました。で、いままでのは使えるだけ使って、今日、その御臨終となった次第です。
それにしても、「インク吸収体」というのは知りませんでした。印刷があまりきれいでなくなったなと思ったとき、けっこうまめにヘッドクリーニングを、それも「強力」の方をしていました。取扱説明書には「強力クリーニングを行うとインクが消耗します。」とは書いてありましたが、そのインク吸収体に影響を与えるとか書いてありませんでした。それが、先ほどのサービス窓口での電話やり取りの中で、「強力クリーニングを行うとインク吸収体が満杯になることを早める」との説明がありました。それなら、それも取扱説明書にはっきりと書いておいてよぉ・・・
皆さん、なるべく、ヘッドの強力クリーニングは避けましょう。