谷川俊太郎さんが９２歳で逝去されたと報じられました。
新聞訃報に目を通していく中で、数多くの詩作や翻訳の他に、たくさんの校歌の作詞を手がけられていたことを知りました。
ネット検索して調べましたところ、幼稚園２園、小学校２９校、中学校２０校、高校４６校、大学６ となっていました。また、小・中・高では、公立校が圧倒的に多いこともわかりました。公立校からの依頼ですと、たいした報酬ではなかったことでしょう。「子どもたちのために・・・」そんな思いがあってこそ、多忙な中でも快諾されてきたのではないかと、そう思えてまいりました。
このことは前から存じ上げておりましたが、私の子どもたちの母校である地元小学校の校歌も谷川さんが作詞してくださっていました。ここにお載せします。
埼玉県ふじみ野市立三角小学校：校歌
作詞：谷川俊太郎
作曲：渡辺今朝蔵
一、せかいじゅう どこへいっても
おないどしの ともだちがいる
はなすことばは ちがっていても
わらいごえなら おんなじだ
二、せかいじゅう どこへいっても
きょうのつぎは あしたがくるよ
のびるてあしで おおきなこころで
おとなにおいつき おいこそう
三、せかいじゅう どこへいっても
あおいそらは うちゅうへつづく
ひとりひとりは ちがっていても
ちきゅうはひとつだ ふるさとだ
