行政書士など「士業」の業務従事者の中には、無料の相談会に積極的に対応している人たちがいます。直接には仕事につながらなくても、相談を通じて、何らかのサポートができる場合がありますし、また、自分自身の勉強にもなるからです。

行政書士の任意加入団体である「公益社団法人コスモス成年後見サポートセンター」という組織がありまして、私は昨年4月に加入しました。この組織は、行政書士で構成する、任意後見制度の普及促進を目的とする団体(以下、ここでは「コスモス」と表記します)です。加入を希望する行政書士は、所定の研修を受講した上で、考課に合格する必要があります。で、入会後、任意後見契約を結ぶ案件を確保しましたら、会員はその契約案の事前提出を義務付けられ、コスモスがその内容のチェックをいたします。また、契約後、会員には3月に一度、コスモスへの状況報告が課せられます。

さて、コスモスでは、会員による講演会や相談会の開催を促進しています。私が所属する地区(川越市、坂戸市、鶴ヶ島市、富士見市、ふじみ野市、三芳町、川島町)では、いままでは、川越市や坂戸市での開催が続いておりましたが、今回、私が住むふじみ野市で初めて開催することになり、先日の4月20日(土)に実施しました。

↓のチラシを市役所や社協へ配布したり、市内の掲示板へ貼り出したり、また、お知らせを市の広報誌へ掲載していただいたりして、事前周知に努めた結果、講演会には31名の方々が訪れていただけました。また、講演会後に行いました相談会には、私たちコスモス会員の行政書士8名が分担して、10名の方からの相談にあずかりました。

その講演の概要を、今後数回に分けて、このブログに書き留めていこうと思っております。