昨日、蕨市内で発砲立てこもり事件がありました。報じられたところでは、86歳の元暴力団員が犯人だとか・・・

昨年の1月、私が住むふじみ野市内で、在宅医療を専門で手掛けてきた医師が、母を病死で亡くした当時66歳だった無職男(渡辺宏)から自宅へ呼び出され、散弾銃で殺される事件が起きました。その医師に同行した理学療養士も肝臓を損傷するほどの大けがをし、医療相談員も催涙スプレーをかけられて、眼球を損傷しました。

10月26日やっと公判が始まりました。警察が自宅に立てこもっていた渡辺の身柄を確保してからほぼ1年9か月にしてやっと・・・この間、3か月に及ぶ精神鑑定が行われたこともあってか・・・

ところで、現場となった渡辺の自宅は、私の家から直線距離では1㎞にも満たず、私のいくつか設定している散歩コースの一つのすぐ近くにあります。事件後しばらくは家の1階部分がシートで覆われ、また、3か月くらいは警察官による立哨が行われていました。はっきりとは覚えていませんが、その監視がとけたのが昨年の夏でしたか・・・

昨日、ふと立ち寄ってみました。その家はもともと貸家だったものでした。渡辺はその家を借りて、母と二人で生活保護を受けて暮らしていたのです。

貸主はどうしていたのでしょうか、こんな事件が起きた現場、売るに売れない、貸すに貸せなかくなったのでしょうから。取り壊して更地にするとなれば、かなりのお金がかかることでしょうし・・・

ところがどっこい、インド系というかスリランカ系と思しき外国人が家の中に入っていくのを偶然目にしました。そうか、技能実習とかのために来日している外国人向けに貸すのであれば、借りたいというニーズはたくさんあるのかもですね。