咳止め薬を服用して4日目、ようやく咳き込む回数が減ってまいりました。でも、まだ、着替えたときとか、寒い部屋に入ったときとかで温度変化を感じたときには、むせるような咳が出ます。散歩をする気にはなれませんし、おいしく感じられないので、お酒もこの4日、口にしませんでした。量は2合程度ですが 常習的飲酒者・・・まる4日お酒を飲まなかったのは、15年前にある病気にかかり入院治療を受けて以来です。

ところで、宮城野部屋での1力士による暴力・いじめ事件が明るみになり、理事会の決定によって、その力士を廃業させ、宮城野親方には2階級降格処分にし、さらには、部屋の運営も所属する伊勢ケ浜一門に行わせるのだとか・・・

千秋楽での優勝セレモニーでの万歳三唱、「白鵬杯」なる世界子供相撲大会の独自主催、知名度を生かしたスカウト活動、断髪式の独自開催などによって、相撲協会との確執といいますか、ありていに言えば「あの野郎、いつか思い知らせてやる」という憎悪の念を多くの相撲協会関係者が抱いてきて、ここへきて、一気に爆発したという感じを受けます。

ですが、この発表を行った芝田山広報部長(元横綱大乃国)だって、部屋の力士に対する暴行事件がスクープされたことがあります。伊勢ケ浜一門を率いる伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)に至っては、2回も部屋力士による暴行事件がありました。彼らへの処分と比べれば、宮城野親方への処分は明らかに重いと思えて仕方がありません。とくに、部屋の運営権を事実上剥奪しましたした。ここまでやるのか、「当面、伊勢ケ浜一門が部屋を預かり、師匠や親方として再教育する」というのですから、宮城野親方にすればたまったものではないでしょう。宮城野親方、どうすることでしょうか?じっと耐えて復活を期すか、貴乃花のように敢然と去っていくか。

理事会は宮城野親方を解雇や引退勧告の処分にはできませんでした。本音ではしたかったのでしょうが、できなかった。で、降格処分に加えて、過去にほとんど例のない処分(部屋の一門預かり)を課しました。ここは耐えに耐えて、捲土重来を期していただきたい、貴乃花の二の舞にはなってほしくないのです。