今朝開いたメールボックスには22件の受信があり、うち12件が有名企業の名をかたる迷惑メールでした。

その内訳は、Amazon7件、ETC利用照会サービス2件、appleサポート1件、三井住友銀行1件、三菱UFJニコス1件です。

かつて、2年ほど前になりますか、ETC利用照会サービスからの照会にクリックしてしまい、後日、クレジットカード会社から確認の電話が入り、身に覚えがない請求が行われていることが分かり、直ちにそのカードを解約し、事なきを得ました。確か、「ヨドバシ」とかを名乗る団体からの5万円ほどの請求でした。あやうくフィッシング詐欺にあうところでした

その後は、その手のメールには引っかかることなく、すべて、「迷惑メール」→「受信拒否リスト」へぶち込んでいるのですが、最近またこの類のメールが増えてまいりました。迷惑メールが送られてくる私のメールアドレスは、金融機関などの関係先へいろいろ登録しているため、廃止してなにがしかの不利益が出ては困るものですから、ついつい、いまもなお使用しています。

さて、「フィッシング対策協議会」のホームページを見ましたら、次の記事が載っておりました。「2023 年 8 月のフィッシング報告件数は 99,585 件となり、2023 年 7 月と比較すると 17,439 件、約 14.9 % 減少しました。前月に引き続き Amazon をかたるフィッシングの報告が多く、報告数全体の約 36.1 % となりました。次いで報告数が多かった三井住友カード、ヤマト運輸、三井住友銀行、Apple、セゾンカードをかたるフィッシングの報告をあわせると、全体の約 74.2 % を占めました。」

今朝の分にはありませんでしたが、ヤマト運輸、これも巧妙です。「手荷物がお届けできませんでしたので・・・」ということで、その文の下に記されてあるURLにクリックさせようとする手口です。わざわざ「お客様にはご不便、ご心配をおかけして申し訳ございませんでした。ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。48時間以内に確認が取れない場合、お荷物は返却され ますのでご注意ください。」という注意喚起の文まで添えて