「埼玉県街路樹マネジメント指針(令和3年4月)」というものをネット検索している中で目にしました。

幹線道路の歩道には街路樹はつきものとなっています。で、いろんな苦情が寄せられているようですね。①枝が出て、信号機が見えなくなった ②街路樹の落ち葉で足を滑らせた ③毛虫が発生した ④枝が伸びて民地に越境した・・・特にこの④は、民法第233条が改正されたことにより、従前にもまして速やかに対応することが求められています。

県管理道路の街路樹の本数は、約5万本。その維持管理予算がここ10年以上5億数千万円で据え置かれている中で、年々労務単価等の上昇により、その剪定本数は減少の一途なんだそうです。ちなみに平成20年度には2.5万本ほど剪定できたものが、平成30年度には0.9万本となってしまったとか。

そうです、管理が手薄になってきている中、その虚を突かれる感じで、BIGMOTORに除草剤をまかれて枯らされていたのではないでしょうか。

街路樹がきちんと植栽されていれば、こんな感じになります。↓

この2,3日車に乗っておりまして、他の企業のロードサイドの店舗でも、同じようにその前面にわたって、街路樹が消えてしまっている箇所にいくつか出くわしました。

街路樹という公共財を破損させたのは、BIGMOTOだけではないのでは?この際、道路管理者には、しっかりと実態調査してほしいと思います。