発音はともに [steik]です。

ステークホルダーという言葉を「利害関係人」と訳すことが多いですが、私は、前からsteak-holder のことだと思い込んでいました。牛肉を保持する者・・・利害を分け合う者ということで・・・stake-holderだったのですね。雑誌「世界」を読んでいて知りました。

世界と言えば、頭によぎりますのは、4人組バンド略称「セカオワ」の「世界の終わり」、また「End of the World」の名義も使用して活動しています。

ところで、1960年代に大ヒットし、その後、カーペンターズにもカバーされた「The End of The world」は、邦題では「この世の果てまで」となっていますが、これは明らかに誤訳といいますか、歌詞からかけ離れています。あくまでも、「世界の終わり」でしょうね。

Why does the sun go on shining?

Why does the sea rush to shore?

Don’t they know it’s the end of the world?

‘Cause you don’t love me any more   なのですからね。

誤訳と言えば、「ビートルズ全詩集」の内田久美子さんもすごいのをやらかしています。

「DR. ROBERT」の一節

My friend works for the National Health, Doctor Robert・・・これを国民の健康を支える僕の友達ドクター・ロバート と訳しました。

「国民健康保険医の僕の友達ドクター・ロバート」とかであるべきなのでしょうね。

全体的に、内田久美子さんの訳はお上品すぎています。葛藤、苦悩、薬物服用といったものからかけ離れて解釈し、きれいにまとめているという印象がまぬがれません。